同伴よりわかりにくい「アフター」
キャバクラのアフターの意味を知らずに、ただ面倒がって避けてはいませんか?確かに同伴のようにバックが出るわけでもなく、アフターは自分のお給料にも直結することがなく、行っても食事代が浮くくらいのメリットしかないように見えます。
その上男性のお客様とアフターに出かけること、お店の外で2人になることでリスクも負うことになります。ぱっと見でメリットが薄そうなアフターにも見えますが、その意味を理解して上手に自分の接客スタイルに組み込めるようになるとキャバクラでの接客レベルが上がってきた証拠であると言えます。
どんな意味があるの?
アフターはリスクが多いだけで意味などないように見えますが、稼ぐキャバ嬢やホステスたちはアフターを上手に生かしています。
アフターの意味とは行ってお金になる的な直接目に見えるものではありません。そのため、つい目先のことばかりが気になって避けてしまいますが、実は重要な役割を持っているものなのです。
アフターに行く意味を簡単にまとめると、
- アフターはお客様との親睦会
- 損得勘定だけではお客様も冷める
アフターの意味を理解して上手に生かすキャバ嬢は、アフターをお客様との親睦を深めたり日ごろの感謝を伝えるために使います。アフターでは同伴とは違い、時間の制約もありませんので、のんびりと過ごすこともできますし、お店では忙しくてテーブルにあまり着けなかった時のフォローもできます。
これは売れっ子のキャバ嬢になると重要な意味を持ってきます。せっかく来店してくれても指名被りで接客する時間がなかったりするとお客様が離れていきます。それをアフターで補える上に個人的な話もできるので、信頼関係を築きやすくなり、長く良いお付き合いができるようになるのです。
キャバクラやクラブ、スナックなどで遊んでいるお客様は同伴とアフターの違いを知っています。そのためアフターをすることで「この子は金だけでなく自分と付き合ってくれる」と感じるのです。
損得勘定で考えればアフターなどは一円の儲けにもならず、つまらないものかもしれmせん。しかしお客様の気分を良くしてあげることで次の来店や同伴につなげることができるようになりますので間違いなくプラスです。
アフターの上手な生かし方
アフターは仕事の後なのもあって例えベテランのキャバ嬢であっても気が緩み羽目を外してしまうことがあります。そんな時にお客様に慣れ慣れしくしたり言葉遣いが悪くなるキャバ嬢もいますがこれはまずいです。
親睦と信頼の意味でアフターに行くのですから、ある程度の親しみは大切ですが、節度は当然必要となります。高いお店に行きたがったり、おねだりをするのも避けた方がいいです。
そしてアフターに行ってお客様との距離が少し近くなったら、それを次の同伴や指名につなげることが大切です。アフターではお客様が飽きる前に解散するように心がけて、次も会いたいと感じるように仕向けます。
これがあるからアフターを自分の集客に生かすことができるということを忘れてはいけません。
気持ちを伝えるためにも翌日のお客様の邪魔にならない時間帯にメールか電話、LINEなどでお礼を述べておきましょう。お礼でさらに関係を密にして、同伴や指名を狙います。
ちなみにアフターの席では同伴や指名をねだらずに楽しい雰囲気で終わっておく方が得策です。守ってくれる人がいない店外でのアフターで何かのお願いをすると見返りを求められるリスクになります。キャバ嬢が安全に同伴や指名を取るためには、下心を叶えられない状況下でお願いすることが大切です。
これが銀座や六本木などのクラブの場合になると少し事情が変わります。永久指名が原則のクラブでは新人がアフターに行く場合は基本的にはママや係などの他人のお客様です。しかもママや係の女性などと複数人で行くことが多いです。
その分安心なことは間違いありませんし、ママなどとのお付き合いでアフターへ行くことは色々な面で自分にプラスになるので行っておいて損は全くありません。